拳銃の安全性について現代拳銃はダブ・・・に関する記事
質問
拳銃の安全性について現代拳銃はダブルアクション(以降DA)とシングルアクション(以降SA)がありますが(グロック等の特殊な物を除く)警察等の法執行機関では「 安全性が高いDA拳銃」を推奨する傾向が見られますDAは本当に安全性が高いと言えるでしょうか?物によってはサムセイフティがついておらず、デコッキングしかできない物も存在しますていうかデコッキングレバーとサムセイフティレバーが付いてるほうが珍しい気がしますこの場合、もしチャンバーに第1弾を装填してデコックし、ホルスターに入れて持ち歩いたとすると、急いで拳銃を取り出す時に誤ってトリガーに力を入れてしまうと自分を撃ってしまう危険があります一方、SA拳銃に同じくチャンバー内に第1弾を装填し、ゆっくりハンマーをおろしてデコックした後にホルスターに入れた場合、急いで取り出す時に誤ってトリガーに力が入っても発射される事はありません警察は頻繁に銃撃戦をする訳ではなく、むしろ普段の保全管理における安全性を重視するようですでしたらSAのほうが、いざという時にすぐに撃てないかもしれませんが、暴発はずっと少ない気がするんですが……また、専門家の中にもDAよりSAのほうが安全性が高いと主張する人もいますですから「安全性を重視してDA拳銃を採用する」という主張は意味がわかりません軍用ならば「即座に応戦できるように」と解釈出来ますが…どなたかわかりやすく説明して頂けますでしょうか?※国際情勢カテで同じ質問をしましたが、いまいち回答がないので多少不適切は承知ですが、おもちゃ・ホビーカテにします上の質問はもちろん実銃の話です
回答
まずDAの引き金の引く重さはSAよりずっと重いこと(SAの2〜3倍の重さで4〜7kg)。実際にはDAだとうっかり引き金を引いて暴発する事故がほとんど無い。つまりもともとDAは人為的な暴発が少ない。SAだと残弾がある状態で撃鉄をおろすとなると、親指で撃鉄を押さえながら撃鉄しなくてはならないが、これが非常に危険な解除方法であること。銃の使用環境は実際にはいろいろあるだろう。手袋をはめているときや、銃撃戦後などの緊張状態で、このようなデリケートな操作をすることは、誰が考えても誤発射の危険性が大きい。DAだとデコッキングレバーを押すだけでいいし、デコッキングレバーがそのまま安全装置を兼ねている場合が多い。それにデコッキングレバーの操作だけだと、オートマチック・ファイアリングピン・ブロック(AFPB)が解除されないから、万が一撃鉄が撃針を叩いても、撃針が弾薬の雷管まで届くことはない。AFPBは現代のDAオートには必ずといっていいほど組み込まれている内蔵安全装置。グリップセイフティもサムセイフティもSAオート用の安全装置で、DAには普通はつけない。デコッキングレバーは機械的な暴発についてもSAのものより優れている。そして警察などの銃撃戦は突然始まることがほとんどなので、安全性もだがやはり即応性も求められていること。アメリカ警察の銃撃戦の初弾命中率は平均で4割切っている。SAのようにさらにワンアクション追加することを安全のためとはいえ、警官が納得するかどうかというと疑問。さらにSAオートだと不発弾があるとスライドを引いて弾薬を入れ替えないといけないが、DAだと引き金を引くたびに撃針が雷管を叩くので、再発火の余地がある利点も考慮しなくてはならない。つまり、「安全性を重視してDA拳銃を採用する」ではなく「安全性と即応性を両立できるDA拳銃を採用する」が本質かと思います。最近はDAの引き金の重さなどから、コスト効果と見合わせて最低限度の安全装置でもいいという風潮もあるそうだが、まともな法執行機関はDAオートの採用の際には、デコッキングレバーがついていることを条件に必ず入れる。グロックなどのレバーが全くない変則的DAオートもアメリカ警察では使われているが、(これはもともとトリガーセイフティの安全性が高いが)アメリカ警察はわざわざ引き金の重さをより重く改造してから納入している。※補足日本警察は独自の安全基準を持っているようだ。他国よりは安全性のほうを重視している。使用しているものは全てDAのリボルバーかオートだが、リボルバーに関しては引き金後部に安全ゴムとよばれるものをはめ込み、誤って引き金を防ぐようにしている。もちろんDAであろうとSAであろうと即応性を下げる処置だ。P230などのDAオートの場合、独自にデコッキングレバー以外にも手動安全装置を取り付けている日本向け特別仕様のものもある。しかし日本の軍・法執行機関向けピストルは基本ライセンス国産か輸入なので、P230のような例外はあるとしても、形としては欧米に近くなる傾向にはある。何年か前にテレビのニュースで警察の射撃訓練の方法が、SAからDAに切り替えたという報道をみたことがある。ゴテゴテ安全措置を取り付けつつも、多少は実戦を意識しているようだ。
出典:Yahoo!知恵袋
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